
別府温泉杉乃井ホテル(鞍馬達也総支配人)を運営するオリックス・ホテルマネジメント株式会社(似内隆晃社長、東京)と立命館アジア太平洋大学(米山裕学長、APU)は、杉乃井ホテルのワールドダイニング「シーダパレス」を使った問題解決型プログラムを実施。宿泊客を対象に4日から約1カ月、学生が提案した4つの企画を展開している。4日午後4時、お披露目会が行われた。
両者は2021年から、将来の観光産業や地域の価値創造に貢献する人材の育成及び地域の活性化を目指して産学連携に取り組んできた。杉乃井ホテルの従業員と学生がチームを組んでイベントを企画・開催したり、ホーバークラフト内で流すPR動画の作成などをしてきた。今回は、サスティナビリティ観光学部の学生21人が4つのチームに分かれて、シーダパレスを舞台にこれまでよりも一歩進んで「課題解決」を実際のホテルで取り組む。
学生が顧客体験を多角的に調査・分析し、顧客満足度向上を目指すコンテンツとして、▽混雑時の待ち時間も楽しめるマップ「シーダパレス・ガイド」▽親子でつくる参加型メニュー「パニーニ」▽楽しく世界を知ることができる冊子「世界旅行パスポート」▽メキシコの伝統文化「死者の日」を感じられる「タコスコーナー」を提案した。
「死者の日」は、日本でいう「お盆」のようなもので、華やかで11月に行われるイベント。飾り付けなどで雰囲気をつくり、トルティーヤに好きな具材を乗せてメキシコの伝統を楽しめるようにした。「パニーニ」は朝食限定メニューで、ホイップクリームにミックスベリーなどを挟んだ総料理長おススメの「デザートパニーニ」など、自分好みの料理をつくれる。マップやパスポートは待ち時間も楽しめるようにと考えられ、パスポートは持ち帰れば旅行後も思い出にできるように工夫されている。
