大分県と大分市は3日、2888人に対してPCR等検査を行い、14市2町と県外の10歳未満から80歳以上の男女346人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1週間連続で、前の週の感染者数を上回り、増加傾向が懸念される。
クラスターは▽大分市内の事業所▽別府市内の高齢者施設▽大分市内の大学部活動で確認されており、関係者の検査を進めている。
年代別では、30代54人、10代と40代各52人、10歳未満と20代各50人、50代と60代各26人、70代20人、80歳以上16人。経路別は、家族133人、不明120人、医療機関29人、施設26人、学校10人、職場9人、知人8人、県外6人、会食5人となっている。
別府市の感染者は33人。年代別では、10歳未満、50代、80歳以上各5人、30代と50代各4人、10代、20代、70代各3人、60代1人。経路別は、施設13人、家族と不明各9人、職場と医療機関各1人。
別府市以外の市町村等の感染者数は、大分市160人、杵築市29人、中津市25人、宇佐市19人、日田市15人、由布市と日出町各12人、臼杵市11人、佐伯市10人、国東市と豊後大野市各5人、県外4人、津久見市と豊後高田市各2人、竹田市と玖珠町各1人だった。