明豊剣道部男子創部6年で全国優勝

全国大会で男子は優勝、女子は準優勝を報告した明豊剣道部

 明豊高校剣道が「第31回全国高等学校剣道選抜大会」で男子が優勝、女子が準優勝を飾り、3月31日午前9時半、学校で報告会を行った。
 メダルをかけた選手たちが優勝旗や盾などを持って入場すると、大きな拍手が送られた。
 男子の児玉一輝主将(17)が「皆さんの支えがあって、優勝でき、自信につながりました。これからも謙虚な姿勢で次の目標のインターハイ優勝を目指して頑張ります」。女子の奥日菜乃主将(17)が「あと一歩及ばず、悔しい思いをしましたが、夏のインターハイでは日本一になれるように、感謝の気持ちを忘れずに男子に負けないように頑張りたい」とそれぞれ報告。
 別府大学剣道部・明豊中学・高校剣道の岩本貴光総監督は「男子は創部6年目、女子は3年目。悲願の日本一を獲得できました。皆さんの応援のおかげです。コロナ禍で思うように練習ができず、苦しかったが、乗り越えてきたことが成果に現れたと思います。新しい目標に向けて、大きな第一歩を踏み出せたと思います」と話した。
 来賓の長野恭紘別府市長が「素晴らしい報告をいただき、うれしい思いでいっぱいです。市民に明るい希望を抱かせてくれる、元気をくれる報告です。追われる立場になると守りに入る気持ちが出てくると思いますが、あくまでもチャレンジャーの気持ちを持って、これからも伸び伸びと試合をしてほしい」と労った。
 二宮滋夫学校法人別府大学理事長、釘宮康弘PTA会長、為成仁也生徒会長、岩武茂代校長も剣道部の頑張りを称えた。