春木川公園の整備夏には西側も

関係者がテープカットを行いオープンを祝った
ひめやま幼稚園児が持参のスコップで記念植樹

 春木川公園の整備運営事業で、東側エリアが供用開始され、21日午前9時半、関係者にお披露目された。
 春木川公園は、昭和35年に都市計画決定された公園。平成18年までは苗圃として活用されていたが、以降は未利用地となっていた。令和3年度に公募設置管理制度(パークPFI)を使って、国道10号を隔てて東側に公園と飲食店、西側にスーパーや運動施設を設置することになっている。
 今回オープンした東側エリアは、北九州市に本店がある「資さんうどん別府店」や広場が整備された。うどん店は28日から正式オープン。広場の一部には、スポーツ用品店がオープンする予定。
 主催者の後藤力ミネルバ㈱代表取締役会長が「世界に誇れる別府市を盛り上げる施設運営をしていきたい。夏頃には、すべての施設をオープンさせたい」とあいさつ。来賓の長野恭紘別府市長は「多くの人がオープンを期待していると思う。パークPFIとしては、3例目。夏には西側も完成するということで、地域住民にも観光客にも喜ばれると思う」と祝辞。
 テナントの佐藤崇史資さん代表取締役が「60店舗目で、大分県内では3店舗目。素晴らしい場所で、公園内に出店するのは初めて。テイクアウト専用口やソフトクリームなど新しい試みもしています。別府の皆さんに愛される店にしていきたい」と述べた。
 関係者でテープカットを行い、長野市長に「一番うどん」が提供され、参加した地域の人たちにも振る舞われた。
 また、公園内では、ひめやま幼稚園児らがソヨゴの木を植樹した。