市連合青年団と協議会が義援金

おもてなしゾーンで募った義援金を別府市に寄託した

 別府市連合青年団と青年団のOBで構成する別府市青年団協議会は、台風19号の被災地支援の義援金20万6362円を別府市社会福祉協議会に寄託。1日午前9時20分、市社協会長である長野恭紘別府市長に手渡した。
 台風19号により、関東地方や東北地方に大きな被害をもたらした。一方で、大分ではラグビーワールドカップで盛り上がっており、連合青年団としては、熊本・大分地震の際にお世話になった恩返しなれば、と19、20日に北浜公園のおもてなしゾーンで募金活動を行った。段ボールに英語で募金の趣旨と理解を呼びかける文字を書いて置いた結果、多くの外国人観光客らも募金をしてくれたという。
 贈呈式には、青年団から樋口太団長、協議会から檀上敬三議長、永田雄飛さんが出席。樋口団長が「被災者のために活用してほしい」と義援金を長野市長に手渡した。長野市長は「幸い、別府では被害はなかった中で、何かしたいとの申し出をいただき、皆さんの気持ちは伝わると思う。W杯で盛り上がっているだけではなく、苦しんでいる人もいる。生かされるようにしていきたい」とお礼を述べた。
 義援金は、社会福祉法人中央共同募金会を通じて、被災地、被災者支援に活用される。

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