大分県はこのほど、令和5年4月の宿泊客等動向の速報値を発表した。宿泊客は31万5589人で、前年同月と比べて12・5%増となる見込み。一方で、コロナ禍前の令和元年の同月と比べると、25・8%減とまだコロナ禍前の水準には戻っていない。
日本人の宿泊客は25万5396人で、前年同月と比べて8・4%減。出発地別では、福岡県7万4522人、関東4万4324人、その他九州4万2262人、県内3万4044人、近畿2万2959人、中国1万6265人、中部1万149人、四国6321人、東北・北海道4550人となっており、徐々に県内客よりも県外客が増えている。
外国人宿泊客は、6万193人で、前年同月と比べて3018・8%となる見込みで、ここ1年で最も多い。出発国別では、韓国が3万3475人と圧倒的に多い。次いで、香港7973人、台湾6661人、欧米豪その他3601人、タイ3250人、その他アジア2783人、中国2450人となっている。
有料観光施設(29施設)の入場客は、45万2962人で、前年同月と比べると、26・2%増。屋内施設は1・8%減、屋外施設は36・2%増だった。