ツーリズム別府大使にヴェルスパ大分

別府をホームタウンにJ3昇格を目指す
ヴェルスパ大分をツーリズム別府大使に委嘱した

 別府市は2日午前9時45分、別府市役所でツーリズム別府大使の委嘱式を行い、サッカーJFL所属のヴェルスパ大分を委嘱した。
 ヴェルスパ大分は、J3昇格を目指しているチームで、別府市をホームタウンの1つとしている。練習拠点を今年から別府市に移し、地域行事にも積極的に参加するなどしている。Jリーグ昇格には優勝するか、2位で入れ替え戦に勝利するかのいずれか。
 清原裕輔代表取締役、生口明宏取締役専務・ゼネラルマネージャー、キャプテンの篠原宏仁選手が出席。長野恭紘別府市長が篠原キャプテンに委嘱状を、清原社長に記念品の竹細工の名刺入れと名刺を手渡した。長野市長は「地域行事に積極的に参加し、交流を図ってもらっています。悲願のJ3への昇格にしっかりとバックアップしていきたい。ヴェルスパがJリーグ入りし、その名をとどろかせることが別府の発展にもつながると思います」とあいさつ。
 清原社長は「2020年にホームタウンに認定していただき、各種イベント、行事に参加する中で、選手やスタッフも多くが移住し、やっと別府に根づいてきたと感じています。別府の温泉、伝統、魅力を全国に発信していきたい」と述べた。また、篠原キャプテンはリーグ戦について「混戦状態なので、天皇杯で勝って勢いがつけられればと思います」と話した。
 第103回天皇杯では、6月7日午後7時から2回戦がレゾナックドーム大分で開催され、「大分ダービー」として、大分トリニータと対戦する。JFLの次のホームゲームは第12節で、ジェイリーススタジアムで17日午後1時から、クリアソン新宿を迎えて行われる。