火男火売神社に「大茅の輪」

半年の厄払いと幸せを願う茅の輪くぐり

 火売8―1の火男火売神社(加藤兼司宮司)は6月30日、7月1日、夏越の大祓いを執り行った。境内に「大茅の輪」(おおちのわ)を設置して半年間の厄払いを呼びかけている。高さ約2㍍の輪は総代ら12人が集まって制作。夏越の大祓いは1年の前半を無事に過ごせたことに感謝するとともに、半年間の罪やけがれを祓い清め、残り半年も清らかな気持ちで過ごせるよう願う神事。「例年の厄払いに加えて今年も皆様のコロナ収束を願い、皆様のご健康を祈念しております」と加藤宮司。
 参拝者は「水無月の夏越の祓いをする人はちとせの命延ぶというなり」と唱えながら、 訪れた人たちとともに茅の輪をくぐり、心身を祓い清めた。