第１１回別府ロータリークラブ杯争奪軟式オレンジボール学童野球大会の決勝戦が７月２９日、野口原ソフトボール場Ｂで開催された。
大会は、普段控えに回ることが多い小学３年生以下の子どもたちのチームが対象で、試合は５回まで。別杵速見地域から９チームが出場し、トーナメント方式で試合を行った。
決勝戦は、吉弘ジュニアと山の手ジュニアの対戦になった。吉弘が２回表に８番の松田（結）選手がヒットで出塁すると、ファーストゴロの間に２塁へ。１番の髙木選手がレフトオーバーのランニングホームランを放ち、２点を先制。３人連続で四球で満塁とすると、５番の榎園選手がセンター前ヒットを放ち、２点を追加した。
山の手は、２回裏に先頭打者の５番安達（司）選手がライトにラニングホームランで１点を返すと、その後も四球やヒットなどで得点を重ね、この回一挙６点を入れて逆転に成功した。３回表、吉弘が走者を１人置いて、２番の仲石選手がセンターへランニングホームランを放ち、２点を入れ、同点に追いついた。
４回裏には、山の手が走者１、３塁とすると、サードゴロの間に３塁走者が生還し、１点を入れて再び逆転。しかし、５回表に３番の大石選手のランニングホームランで３点を入れて吉弘が逆転に成功。その裏、山の手は得点を入れられず、９ー７で吉弘が優勝した。
最優秀選手賞には、吉弘の松田晴選手が、敢闘賞には、山の手の鳥山夏輝選手が選ばれた。優勝した吉弘のメンバーは次のとおり（敬称略）。
【吉弘ジュニア】▽代表＝田中登▽監督＝大石直和▽コーチ＝髙木進、仲石裕一▽選手＝西原悠真（主将）、髙木蓮凰、大石健稀、仲石凛生、松田結翔、榎園朝陽、安波佑盛、松田晴、岡部蒼生、中西結愛、中西瑛太、河野環