オカリナの調べ・みずぐるま

オカリナの優しい音色で観客を魅了した

 オカリナの調べ・みずぐるま(渡辺明子代表、9人)は、19日午後1時半、市公会堂で「20周年記念コンサート~ありがとうの風にのせて~」を開催。多くの人が訪れた。
 「みずぐるま」は、平成15年にオカリナ演奏グループとして3人で結成。名前は、水車が田畑を潤して、豊かな実りをもたらすのと同様に、仲間と共に演奏活動をすることで心を豊かにして、聴く人に美しいハーモニーを届けたいとの思いが込められている。演奏技術の向上やボランティアでの演奏活動で地域社会へ貢献することを目的に、研さんに励んできた。
 コンサートは2部構成で行われ、ソロ、デュオなど様々な形式で演奏。「少年時代」や「涙そうそう」「川の流れのように」「見上げてごらん夜の星を」「翼をください」など、馴染みの深い曲を中心に演奏。また、瀧廉太郎の「花」「荒城の月二奏」「箱根八里」「お正月」をメドレーで聴かせた。
 オカリナは大きさによって高音と低音が出る。大きさの違うオカリナを使い分けて、独特の音色で魅了した。