別府市自衛隊家族会(市川英雄会長)は、令和5年度別府市自衛隊入隊・入校予定者激励会を2日午前11時、ホテル別府パストラルで開催した。17人が6駐屯地・基地・教育隊(陸上11、海上2、航空3)、高等工科学校に入隊・入校する予定。
市川会長が「入隊・入校予定おめでとうございます。初めての給料をもらったら、少額のものでよいので、家族などにプレゼントをしてもらいたい。正直に、真面目に工夫をし続けてほしい」と式辞。
来賓の別府市自衛隊協力会の阿部万寿夫副市長(会長代理)が「自衛隊は、これまでも国の防衛や国民生活の安全に多大な貢献をしてきました。別府市出身者としての誇りを持って、訓練や勉学に励み、立派な自衛官になってほしい」。小林直樹第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令は「国防という崇高な任務を有する自衛隊を選択してくれたことに敬意と感謝します。自衛隊は我が国、国民が危険にさらされることがないよう、抑止をしっかりきかせ、万が一の時の最後の砦として国家と国民を守るという強い意思と能力を兼ね備えることが重要です。与えられた任務を愚直に遂行し、日々の厳しい訓練を着実に積み上げ、抑止力、対処力を向上させなければいけない。国民からの期待や負託にしっかりと応えるため、使命を自覚し各種任務を遂行し、気力と体力を兼ね備えた立派な自衛官になってほしい」とそれぞれ祝辞。
木原稔防衛大臣からの祝賀メッセージが上映された。市自衛隊協力会や県防衛協会、市自衛隊家族会から記念品が贈られた。
入隊・入校予定者が「何事にも全力で取り組む」「多くの人を助けられる、立派な自衛官になります」「諦めず、頑張りたい」「国や国民を守りたいという気持ちは人一倍あります」「父に負けない、立派な自衛官になりたい」など、一人ひとり決意表明をした。
最後に、入隊・入校予定者を代表して、大野智瑛さんが「崇高な使命と責任の重さを改めて実感しました。それぞれ各地に行きますが、別府市出身者として、立派な自衛官、社会人になりたい。チャレンジ精神を持ち、仲間と切磋琢磨して頑張ります」と謝辞を述べた。