長野恭紘別府市長の定例記者会見

定例記者会見を行う
長野恭紘別府市長

 長野恭紘別府市長は令和7年第1回定例市議会(3月議会)を前に「定例記者会見」を26日午後1時30分、別府市5階大会議室で開催した。
 ▽見守りカメラの設置=近年、全国各地で子どもを巻き込む痛ましい事件が発生しており、地域全体で子どもたちを守るための環境整備が急務となっている。その一環として、別府市では通学路や不審者情報が多く寄せられる場所に「見守りカメラ」を設置することとした。設置個所は、教育委員会や学校からの要望、不審者情報の提供をもとに選定し、2月中に50台を設置する。設置により、犯罪の未然防止や地域の安心感の向上が期待される。
 ▽湯けむりライドシェアなどの運航改定=実証運行中の湯けむりライドシェア「南部循環線」「関の江循環線」、別府市コミュニティバス「内成棚田線」の3つの路線について、地域住民へのアンケート調査や意見交換会、運航環境や実績などをもとに、ルートや運航時間の見直し、利用料金の改定を行う。
 ▽市制100周年記念事業=昨年11月に時視した身近なウェルネスをテーマに縦型動画を制作する「ウェルなまち別府動画アワード」で投稿された動画の中から、3月31日の時点で最も「いいね」が多かった作品に「ウェルなまち別府動画アワードオブザイヤー賞」を贈る。また3月4日に「タイムカプセル設置セレモニー」を開催。市内の公立・私立・支援の各小学校に在籍している4年生が書いた「10年後の自分へのメッセージ」の寄せ書きを別府公園にタイムカプセルとして設置。10年後の20歳になったときに開封する。そのほか、15日開催予定の特別講演会「温泉で高める『ウェルビーイング』」、30日のフィナーレイベント、31日の「純烈コンサート」についても説明した。
 同市議会定例会に提出した諸議案の概要も長野市長らが説明し、最後に質疑応答があった。