
別府市制100周年記念事業のタイムカプセル設置セレモニーが4日午後3時半、市役所で行われた。当初は、別府公園で実施予定だったが、雨のため変更した。
別府市内の公立、私立、支援学校に通う小学4年生815人が「10年後の自分へのメッセージ」をテーマに寄せ書きをした。
長野恭紘別府市長は「市制80周年の時に、20年後の自分に向けてメッセージを書いてもらい、昨年開けました。当時私は市議で、設置に立ち合い、開封セレモニーで感動を分かち合いました。皆さんも今日のことを忘れず、10年後を楽しみにしておいてほしい」とあいさつ。
来賓の加藤信康市議会議長が「10年後は、今と考え方が大きく変わっているかもしれません。どうなっているのか、、10年後の開封を楽しみにしてほしい」と述べた。
児童を代表して、山の手小学校の戸次楓夏さん、益田瑚々菜さん、牧穂乃加さん、遠藤望羽さん、小野香織さん、伊郷恋草さんが出席。10年後の夢として「イラストレーターになって笑顔を描きたい」「食べた人が美味しいと言ってくれるパティシエになりたい」「ママのような大人になって、ママに恩返しがしたい」「九州大学に通って、人に役立つ実験をしたい」「理学療法士になって、いろんな人を助けたい」「音楽家になりたい」と発表した。
ケースに収められた寄せ書きは、別府公園内の油屋熊八功績碑に収め、10年後の20歳になった時に開封する。