
受賞者を表彰した
別府市老人クラブ連合会(花山宣昭会長)は、第7回「塗り絵コンクール」の表彰式を23日午前10時、市社会福祉会館で開催した。
「チャンバラ」に448点、「つるし雛」に411点の応募があり、それぞれ最優秀賞1点、優秀賞4点を表彰した。
花山会長が「優秀な人ばかりで、甲乙つけがたかったと聞いています。選ばれた人は、ハイレベルな人ばかり。今後も頑張ってほしい」とあいさつ。審査員を務めた漫画家の田代しんたろうさんは「審査は本当に大変でした。丹精込めて塗られ、エネルギーを感じました。丁寧に塗るだけではなく、はっきりとしたコンセプト、雰囲気が出ていると思いました」と講評。
花山会長が受賞者に表彰状を手渡した。「チャンバラ」で最優秀賞の星野純郎さん(南町南遊クラブ)は「気恥ずかしい。中心の2人の男の子が目につくようにと工夫しました」。「つるし雛」で最優秀賞の植田博子さん(南荘園町恭寿会)は「初めて出したので、驚きました。うれしい。自分と置き換えて考えたりして、どちらから日が差しているかなどを考えて影をつけたりしました。これからも脳トレに頑張りたい」とそれぞれ話した。
会場にはすべての作品が並べられ、訪れた人たちはじっくりと作品を見て楽しんだ。優秀賞は次のとおり(敬称略)。
▽チャンバラ=吉永正次(南的ケ浜町長生会)岩尾啓子(原町ことぶき会)安波日佐子(大畑長寿会)大野光章(清風クラブ)
▽つるし雛=大村くみ子(上原長寿会)荒金和代(朝見2丁目朝寿会)中村雅子(野田花の会)松下佳子(大畑長寿会)