
別府市立べっぷ幼稚園と北地区老人クラブ連合会は20日、竹瓦温泉の玄関に七夕飾りを取りつけた。この七夕交流は毎年続いてきたが、べっぷ幼稚園は今年度末に少子化のため閉園となることから最後の七夕さまだ。
べっぷ幼稚園の園児4人が園で飾りつけた竹笹を運んでくると、竹瓦温泉では北地区老ク連の江藤信幸会長ら25人が出迎えた。2本の七夕飾りをひもで玄関に結びつけた。老ク連から園児たちにお菓子やクレヨンなどのお土産が贈られると、子どもたちは元気な声で「ありがとうございます」とお礼。
青、赤、金色と色とりどりの短冊には「おかねが貯まりますように」「みんなへいわになりますように」といった可愛い願いごとや、大人の字で「商売繁盛」といった言葉もあった。
やまね・りょうま君(5歳)は「七夕さまを飾って楽しかった」と話していた。