別府市教育部長

子どもの「生きる力」育む

佐保 博士(さほ ひろし)さん(58)

 平成3年に別府市に採用された。
 別府市出身で、福岡大学法学部卒。「社会貢献につながる仕事がしたいと思いました」と話す。
 令和元年に議会事務局で議事総務課長、同4年に市民税課長を歴任した。
 「税務関係部署9年、総務課8年、議会事務局7年で、市役所での仕事の大半を過ごしました。税関係では、毎年多くの税制改正を経験し、総務課では情報公開条例の制定に携わりました。議会では政策実現のため、大学との連携協定を結んだことが良い思い出。また、30年前に大分県地方課(現在の市町村振興課)に派遣され、広い視野で仕事を行うことの大切さを学び、当時の県庁職員とは、30年経った今も懇意にしてもらっています」と振り返る。
 教育行政での勤務は初めて。幅広い年代の「学び」に取り組む教育部は、図書館共創交流局、教育政策課、学校教育課、社会教育課で構成。
 「これまでの行政経験を活かして、しっかりと課題解決に取り組み、組織の方向性の推進を図っていきたいと考えています。こどもの教育に大事なことは、生きる力の基礎を育むことだと思います。観察力、記憶力や想像力、集中力、思考力などの『生きる力』を家庭や学校などでしっかりと身に着けていく必要があると思います。令和7年度に策定された『第3次別府市教育大綱』の3つの基本方針と9つの学びの姿の実現に向けて取り組みを推進していきます」
 「学生時代から、意欲を失いかけた時に、英国の女流作家オースティンの『君の心の庭に忍耐を植えよ、その根は苦しくともその実は甘い』を心の拠り所にしています」と語る。
 家族は、妻と2人の息子にメスの三毛猫。趣味は、Jリーグ応援で、ヴィッセル神戸の20年来のファン。「都合がつけば、弾丸フェリーで神戸まで行くこともあります」と笑う熱心なファン。