
第97回メーデー別府杵築速見国東地区大会が29日午前10時、杵築市の健康福祉センターで開催された。約530人が参加した。実行委員会主催。
メーデーは、毎年5月1日に、労働者が団結して権利や労働条件の向上などを訴える「労働者の祭典」。1886年に米国シカゴでの8時間労働を求めたストライキが起源とされ、日本では1920年から全国で行われている。
はじめに、徳永寛副実行委員長(杵築地区平和運動センター議長)が「対話と連帯で築く、平和で笑顔あふれる未来 真の働き方改革で、安心してくらせる社会を!」と大会スローガンを読み上げた。
実行委員長の梶原悟連合大分東部地域協議会議長が「連合大分は、今年の春闘の第1回集計結果を4月に公表しました。賃上げ率は全国平均を上回る5・84%と3年連続で高い水準での賃上げとなっています。とはいえ、まだまだ物価高騰は続いており、実質賃金を下げないためにも、来年以降も賃上げの流れが続くように、団結して取り組んでいく必要があると思います。労働者の生活向上と共に、平和を願う思いを共有し、別府杵築速見国東地区から発信していきたい」とあいさつ。
来賓の遠山実大分県東部振興局長(知事代理)、永松悟杵築市長、連合大分議員懇談会議員を代表して加藤信康別府市議会議員が祝辞を述べた。
穴見和也東部地域協議会ユースター委員がメーデー宣言案を読み上げ、採択された。宣言では▽すべての働く人のくらしの向上にこだわり、春季生活闘争を展開。労務費を含む適切な価格転嫁と適正取引を実現し、持続的な賃上げと企業規模間、雇用形態間、男女間の格差是正を実現しなければならない▽長時間労働を助長しかねない制度の拡充・緩和は認められない。働く者のための真の働き方改革の実現に向けて、引き続き強力に取り組む▽平和と人権が尊重され、多様性を認め合い、すべへの働く仲間が笑顔で安心して働き、くらせる社会の実現に向け、集団的労使関係を強化・構築するとともに、働く者・生活者を優先する政策の実現を求める、などとしている。
梶原実行委員長の発声で「ガンバロウ」を三唱。終了後は、お楽しみ抽選会が行われ、盛り上がった。
