「オートレース別府」オープン

別府競輪場内にオートレースの
場外車券販売施設が設置された
飯塚オート所属の辻選手(右)と
長田選手(中央)が競技車を紹介した

 別府競輪のメインスタンド1階にオートレースの場外車券発売施設「オートレース別府」がオープンし、3日午前10時、セレモニーが行われた。
 オートレースの場外車券場は全国39カ所目、九州では12カ所目だが、競輪場内に併設されるのは、全国で初めて。
 設置者は、別府市公営事業局で、管理施行者は福岡県飯塚市。メインスタンドの北側に設置し、投票所や一般観覧席、特別観覧席などの施設は競輪と共用となる。
 岩田弘別府市副市長は「全国のオートレース場で開催されるレースを発売し、1日を通して競輪とオートレースを楽しんでもらえるようになりました。今後も、ファンの皆さんを始め、地域の振興に貢献できる魅力ある競輪場を目指し、より一層努めていきます」とあいさつ。
 来賓の久世賢治飯塚市副市長が「オートレースの開催施行者として、車券発売業務を委託させてもらうが、連携した取り組みが双方にとって実りあるものになるように大いに期待しています。近年、インターネット投票の普及により、本場や場外発売所への来場者数は減少傾向にあるが、こうした施設に足を運んでもらうことで生まれる交流や一体感といった価値は、今なお大きな魅力。多くの人に親しまれ、人と人とのつながりを育む場として発展することを願っています」と祝辞。
 岩田、久世両副市長、安祐一公営財団法人JKA業務執行統括役、辻大樹一般社団法人全日本オートレース選手会西日本支部長(飯塚オート所属)、小野正明市議会議長、阿部真一市議会観光建設水道委員長、梅木政喜北部ひとまもり・まちまもり協議会長、西田歩亀川東町自治会長がテープカットを行った。
 引き続き、オープンイベントが行われ、辻選手と長田雅也選手が競走車のエンジン始動イベントを実施。競走車は「押しがけ」と呼ばれる、バイクを押しながらエンジンをかける。エンジンがかかると、オートレースの醍醐味でもある大きな音が響きわたり、訪れた人から拍手が送られた。また、競走車は独特のハンドルの形をしているが、長田選手が「コーナーでバイクを大きく倒すので、倒した時にまっすぐになるようになっている」と解説。また、レースは、実力上位者が後方からスタートする「距離ハンデ制」で、これまでの最高ハンデは110㍍。このハンデをものともせず上位に食い込めるかが見どころの1つでもあることなど、オートレースの魅力について語った。辻選手は「場外車券売り場に来て、レースを楽しんでもらうのも良いが、本場に来て爆音やスピードなどを感じてもらいたい」と話した。
 この日は、川口オートで「川口市営第2回2節」が、飯塚オートでは「庄内のうどん王国杯争奪戦」がナイター開催があり、フリーアナウンサーの鳥谷部咲子さんが予想解説会を行った。