生成AIを活用して子育て支援

事業内容を説明する駒崎社長
こどもと親のミカタ
「AIちゃん」

 生成AIを活用した「別府市こどもと親のミカタAI『AI(あい)ちゃん』」の実証事業スタートを前に7日午前11時45分、実施事業者の駒崎弘樹つながりAI株式会社代表取締役が長野恭紘別府市長を表敬訪問した。
 「AIちゃん」は、LINEの友達追加することで利用できる。相談は無料で、24時間いつでも使える。プライバシーにかかわる相談を人にすることはハードルが高いため、傾聴型生成AIに気軽に相談できる環境をつくり、必要に応じて有人スタッフによる相談支援も行う。
 相談でなくても、日常の出来事などを友達と話をするように、自由にメッセージを送り、やりとりが出来る。命にかかわるようなキーワードなどが出れば、人による支援につなげる。スタッフは、24時間対応するため、日本だけではなく、米国西海岸やヨーロッパに社会福祉士などの資格を持った日本人がいる。
 同社は、これまで約15自治体と同様の実証実験を行っている。駒崎代表は「安全と命に係わる時には、大人が支援をすることを規約に書いてあります。子どもや親の味方になってくれるAI。日常会話から悩みまで、幅広く会話することが出来るので、絶対に悩みを相談しないといけないというわけではない。AIちゃんは、しっかりと受け答えが出来るので、気軽に利用してほしい。まずは、友達のように、雑談からはじめてもらえれば」と話した。
 長野市長は「別府では、行政だけでなく民間のプレーヤーも活動が活発で、子育て支援、教育環境などの支援をしてくれている。AIだと気軽に相談が出来ると思うし、具体的な支援は人が入っていける。連携してやっていきたい」と述べた。
 実証実験は15日から9月4日まで。対象は、小学4年生から高校3年生までの児童生徒、妊婦、子育て中の保護者。生成AIを活用して、新たな子育て支援の試みがはじまる。