
株式会社海地獄主催で地獄温泉ミュージアム内の「別府鉄輪天国温泉in地獄温泉ミュージアム」を8日、同ミュージアム2階SCENE4企画展示室で開設した。
報道陣や関係者らを招いて7日、内覧会を実施した。
初めに同ミュージアム職員が▽温泉は空からの贈り物▽温泉は50年かけて戻ってくること▽人や文化との出会い―とそれぞれ迷路やスタンプラリーなど温泉を視覚化して学べることが説明された。
続いて、SCENE3で、今回のSCENE4の展示をする「anno lab(あのラボ)」(全14人)の4人が登場。千壽智明(株)海地獄代表取締役社長が「SCENE4では、鉄輪の街を、空を見上げてもらうアート空間になっています。温泉も地獄温泉と言われているぐらいなので、鉄輪エリアは千年ぐらい前は地獄のような場所だった」とあいさつ。藤岡定anno lab代表取締役は「これから一年間、展示をします。普段はメディアアートや映像を使った作品を作っています」
「今回、鉄輪の街を歩いて泊まりました。自分たちで見て、学んで、その後にミュージアムを体験し、一番心に残った『そもそも地獄、不毛な大地と呼ばれていた場所を、アイデアで工夫して豊かな文化を育んでいる人々の強さ』に心打たれました。一年間あるので、完成度をさらにアップデートしていく。皆さんに楽しんでほしい」と解説した。
「anno lab」は、福岡を拠点に日常のとなりにひそむ楽しさや面白さを起点に活動するクリエイティブ集団。
SCENE4に移動し、実際の展示を見た。5㍍×8㍍の鉄輪の100分の1のジオラマが天地逆転した状態で高さ約2㍍の場所に展示されており、来場者は鉄輪の街なみを見上げるような形となる。見ている姿を写真に撮り、上下を逆転させると不思議な写真となるという。
この同展覧会は、2027年6月6日まで。開館時間は午前9時から午後6時、最終入場は午後5時30分。不定休。
入館料は、大人(高校生以上)1500円、小人(小・中学生)千円。
鉄輪のジオラマは人などがいないため、今後はいろいろなアップデートを予定している。
