第2回別府市議会定例会きょう閉会

厚生環境教育委員会の石田強副委員長が報告した

 令和8年第2回別府市議会定例会は23日午前10時、厚生環境教育・総務企画消防・観光建設水道の各委員会が付託を受けた議案に対する報告、討論、表決を行い、閉会した。
 ▽厚生環境教育委員会の石田強副委員長は、一般会計補正予算の市民課関係で「令和8年9月以降のマイナンバーカードの電子証明書の更新手続きの対象者の増加に対応するため、臨時窓口をトキハ別府店に開設する経費などを計上しているとの説明があった」
 「委員から、臨時窓口の運営体制について質疑があり、当局から、派遣業務委託による職員のほか、市職員を常時配置するとの答弁があった」と報告。
 そのほか条例議案、その他議案についても原案のとおり可決すべきものとした。
 ▽総務企画消防委員会の中村悟副委員長は、動産の取得で「消防団ならびに消防本部の現有車両において、老朽化とともに、消防活動を安全・確実・迅速に遂行するため、車両更新計画に基づき、各種消防自動車を買い入れようとするものとの説明があった」
 「委員より、今回の車両の買い入れ件数について質疑があり、当局より日本消防検定協会により車種ごとに定められた消防自動車の使用期限の周期が重なったことによるものとの答弁があった」と報告。
 そのほか一般会計補正予算議案、その他議案についても原案のとおり可決・承認すべきものとした。
 ▽観光建設水道委員会の阿部真一委員長は、産業政策課関係で「本市が令和9年1月の運用開始に向けて進めている別府市公式スーパーアプリにおける先行リリースキャンペーンとして、デジタルクーポンを発行するための経費を計上しているとの説明があった」
 「複数の委員から、別府市公式スーパーアプリはまだ本格運用しておらず、概要や利便性について、高齢者・障がいのある人をはじめ多くの市民とって理解しづらいのではないか。また他の委員から、デジタルクーポンはスマートフォンにアプリをインストールし、ユーザー登録した市民を対象としていることから、デジタルに不慣れな市民にサービスが行き届かないのではないか、さらに県支出の物価高騰対策を目的とした補助金の観点から、今回のデジタルクーポン事業に活用することについて問題はないのか、などの多くの指摘があった」
 「これに対して、当局から、デジタルに不慣れな市民を支援するためのデジタルクーポン特設サポートブースを設置する予定であるとの説明があった。また県支出の補助金の使途について、別府市公式スーパーアプリの先行キャンペーンとしてのデジタルクーポン事業において活用することで県の了承を得ているとの答弁があった」
 「当局の説明を受け、委員から、これまで実施してきたプレミアム商品券事業を例に挙げ、デジタルに不慣れな市民や社会的支援を必要とする市民への配慮が十分とは言えず、恩恵を受けられる人と受けられない人の間に差が生じ、税負担に対する公平性が担保されないのでは、といった意見があった。このため、委員会を一旦休憩し、各委員の意見などを整理した」と報告。
 委員会として①先行リリースキャンペーン開始までにアプリを所管する情報政策課と十分に連携し、アプリの概要など市民が受けられるサービス・メリットについて、わかりやすく周知・広報する②税の公平性を鑑み、別府市公式スーパーアプリユーザ登録・デジタルクーポンの申込に際し、あらゆる市民を想定した支援策を慎重かつ十分に検討すること―など4点を当局に強く要望したと説明した。
 そのほか、その他議案についても原案のとおり承認すべきものとした。
 採決では、議案は全員異議なく可決・承認した。
 追加上程として、別府市教育委員会委員の任命・別府市監査委員の選任・別府市固定資産評価審査委員会委員の選任・別府市農業委員会の委員の任命の人事案件12件が挙げられ、長野恭紘別府市長が提案理由の説明を行い、議会の同意を求め、原案のとおり同意した。
 令和7年度別府市一般会計繰越明許費繰越計算書の提出など9件の報告案件があった。
 議員提出議案3議案、議員派遣について、全員異議なく可決した。