
共同で応急復旧活動へ出発した

支援活動を行う出発式が行われた
7月28日に発生した令和8年熊本地震で続く断水解消のための応急復旧活動として、別府市上下水道局職員と別府市管工事協同組合員が派遣されることになり、7日午前8時半、応急給水第3班とともに出発式を行った。日本水道協会大分県支部からの要請に基づくもの。過去の災害では給水活動は行ってきたが、応急復旧活動を行うための派遣は初めて。
岩田弘副市長が「被災地では、断水が続いており、被災者の苦労は想像以上だと思います。被災した人の日常生活が1日でも早く戻るようにしてほしい。組合の皆さんには、派遣に迅速に対応してもらい、ありがとうございます。安全と体調には気を付けてほしい」と激励。
上下水道局職員らに見送られながら、出発した。
活動は、熊本県氷川町で19日まで行う。管工事協同組合組合員は1班4~5人体制、上下水道局職員は1班2人体制で、2班を派遣する予定にしている。
午後2時からは、八代市からの要請に応え、移動式温泉施設「幻想の湯」による入浴支援を行うための出発式を市役所正面玄関前で行った。
「幻想の湯」は、大人6~7人が一度に入浴できる大きさで、男女に分かれて入浴が可能。テントに横付けしたトラックの荷台に設置した保温性の高いタンクから、源泉100%の温泉を、施設内の浴槽へ給湯する。毎日、丸尾泉源で汲み上げ、専用タンクで保温したまま移送する。
初日は施設設置のため1人が先に現地入りし、活動に参加する職員が出発式に参加した。長野恭紘別府市長が「私たちが出来る支援をと『幻想の湯』を作りました。被災地では断水が続き、様々なインフラが損壊しています。衛生環境が悪化しているという声を聞きます。過酷な状況での避難が続いています。別府温泉で心と体を癒してもらいたい。暑いので、皆さんも体調に気を付けて、無事に帰ってきてほしい」と激励。
職員を代表して、日置伸夫防災局長が「ほんの一瞬でも、別府温泉を楽しんでもらえるようにしたい。健康に留意しつつ、活動に取り組んできます」と述べた。さっそく第一陣として4人がみんなに見送られながら出発した。
「幻想の湯」は、指定避難所となっている鏡コミュニティセンターに設置。20日まで、21人の職員が活動を行う。9日には、長野市長も現地に入り、支援活動を行う。記者の質問に長野市長は「実際に現地に行って、状況を見ることが大切。現地の保健所も柔軟に対応してくれて早く許可が出たのですぐに行動することが出来た。出来るだけ多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。
初日は夕方から運用を開始したが、長蛇の列ができ、久しぶりのお風呂を別府温泉で楽しみ、好評だったという。
