「令和2年秋季全国火災予防運動」に先立ち7日午前9時、ミス別府の佐藤里穂子さん(学生=19)が一日消防長を務め、市職員が行う消防訓練を見学し、火災予防活動に対する激励を行った。
一日消防長の委嘱式は別府市役所市長応接室で行われ、長野恭紘別府市長が佐藤さんに委嘱状を手渡し、「一日消防長」のたすきをかけた。
長野市長は「一日消防長の委嘱は、今年で31回目。本来なら啓発活動を行うのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で大々的な活動は出来ません。しかし、今年も委嘱が出来て良かったと思います。啓発が出来ない分、市の消防訓練を見ていただいて、これから先、市民の皆さんに啓発していただければと思います」と語った。
一日消防長として佐藤さんは「これから暖房器具を使うことが多くなります。出かけるときは、電源をOFFにしたことを確認してください。私も、使わない電化製品のコンセントは抜き、ホコリが付かないように、こまめに清掃しています。火の元には、気を付けて下さい」と話した。
その後、長野市長、須﨑良一消防長、佐藤一日消防長らは、市職員が行った消防訓練を見学した。