別府警察署は14日午後7時22分、特殊詐欺(架空料金請求)被害の発生を発表した。
同署によると、市内在住の女性(20)が12日、インターネットのホームページを閲覧中、パソコンの画面に「このパソコンはウイルスに感染した」というメッセージと電話番号が表示された。その電話番号に電話したところ、コンピューターソフトウェア会社社員を名乗る男から、ウイルスを除去するためコンビニで電子マネーを購入するよう複数回要求された。女性は12、13日に計7回、複数のコンビニで購入し、相手方にカード番号を伝えた結果、計28万円分の利用権をだまし取られる被害に遭った。
13日にカード番号を伝えたあと不審に思い14日午後、同署に相談して被害が判明した。
同署は「電子マネーで支払いを要求された場合は詐欺を疑い、相手にカード番号を教える前に警察や家族に相談して下さい」と呼びかけている。