別府大学を巣立った34人 秋季卒業証書・学位記の授与式

飯沼賢司別府大学学長から卒業生に証書と学位記が授与された

 別府大学の令和元年度秋季卒業証書・学位記授与式が12日午前10時、別府大学メディア教育・研究センター4階メディアホールであり、2学部3学科34人が学び舎を巣立った。
 飯沼賢司学長から卒業生を代表して文学部国際言語・文化学科の石昌豊さん=中国=、同学部史学・文化財学科の大川祐太朗さん、国際経営学部の王佳彦さん=中国=に卒業証書や学位記が授与された。
 式辞として、飯沼学長が「人生には、いくつもの大きな節目があり、卒業式もその一つです。別府大学で学位を得ただけでなく、多くのものを身につけたと思います。学問的知識と思考力、広い視野と教養、利害関係を抜きにした純粋な友情による友人、大学という自由な環境と学問的探究を通して身につく自由な精神など、これらはすべて人間性を高め、豊かな人生を生きるために欠かせないものであり、同時に優れた社会を支えるためにも重要なものです」
 「私たちが生きている時代と世界は、対立と変化の最中にあります。確かな判断を下すことができるとき、初めて人間は自由に生きていくことができます。本大学の『真理はわれらを自由にする』という建学の精神を思い出し、これからも真理を見失わず、自由な人間であることを期待しています」と述べた。
 最後に、全員で大学歌を斉唱した。
 授与式終了後、各学科の教授らから卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡された。
 各学科の卒業者数は、次のとおり。
 ▽国際言語・文化学科9人(スリランカ1人、中国6人、日本2人)▽史学・文化財学科4人(中国1人、日本3人)▽国際経営学科21人(中国20人、日本1人)

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