オールブラックスHCが一日警察署長

佐藤由布美別府警察署長と握手するスティーブ・ハンセンHC

 ラグビーワールドカップに出場するニュージーランド代表のヘッドコーチを務めるスティーブ・ハンセン氏が26日、一日警察署長に委嘱された。
 委嘱式には、ハンセン氏、佐藤由布美別府警察署長、川上隆別府市副市長、西謙二別府商工会議所会頭、落合克樹AIG損害保険(株)九州・沖縄地域事業本部大分支店長が出席した。
 佐藤署長が「スティーブ・ハンセンHCには、ラグビーW杯の忙しい中、一日警察署長を受けていただき、ありがとうございます。別府市は公認キャンプ地なので、選手や多くのサポーターが別府を訪れると思います。別府警察署は、選手の皆さんが全力を尽くすよう、交通対策や治安対策を進め、安全安心な別府を実感できるように進めていきます」。
 川上副市長は「世界のオールブラックスが、別府に来てキャンプをするということで、市民一同、ワクワクしています」。
 落合支店長は「AIGは、より安全で快適な日本滞在ができるよう努力しています。言葉の違いや文化の違いを、乗り越えて下さい」とそれぞれあいさつ。
 一日警察署長のタスキをかけられ、帽子と委嘱状を受け取ったハンセン氏は「大変独自性のある、そして素晴らしいアイデアと思っていますので、皆さんと一緒に力を合わせて、外国人旅行者や別府市民に交通意識を喚起していきます」と述べた。
 フォトセッション後、外国人観光客向け交流型観光案内所「ワンダーコンパスベップ」、大分みらい信用金庫本店営業部前で小学校低学年の児童を持つ母親と一緒に「交通安全ゲーム」、トキハ別府店内で児童が描いたラグビーワールドカップの出場チームポスターを見て回った。
 ハンセン氏が観光案内所や駅前通りをパトロールした際、外国人観光客やラグビーファンと握手をしたり、写真におさまるなどして友好を深めた。

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