別府こども環境絵画・作文展

725点の中から選ばれた優秀賞と特別賞の5人を表彰

 別府市と別府市教育委員会は、令和元年度別府こども環境絵画・作文展の入賞者表彰式を16日午後4時半から、市役所で行った。
 小学生の作文323点、小学生の絵画363点、中学生の絵画39点、計725点の応募があった。表彰したのは、各優秀賞と特別賞の5点。
 阿南寿和副市長と寺岡悌二教育長が表彰状と記念品を手渡した。阿南副市長は「リサイクルの大切さ、地域を守るという強いメッセージが伝わりました。国連では、16歳のグレタさんが地球温暖化の深刻さについて訴えました。これからも一緒に美しいまちづくりをしていきましょう」とあいさつをした。
 優秀賞の小学生作文の部の木下つばささん(10)=亀川小4年=は、海岸で犬の散歩をしていた時に、ゴミを踏んだ犬がケガをした体験から海をきれいにしていこうという気持ちを書いた。「散歩をする時にはビニール袋を持っていって、いっぱいになるまで拾っています」と話した。
 小学生絵画の部の立山天南さん(11)=南立石小5年=は「キレイで花いっぱいの町になってほしいとの思いを込めて描きました。服をフリーマーケットに出してリサイクルしたりしています」。中学生絵画の部の今岡由依菜さん(12)=青山中1年=は「海などにゴミが浮いていたり、人が通るところでもゴミがあったりする。このままでは、地球が大変なことになるのではという気持ちで描きました。自分のゴミは自分で捨てたり、分別したりしています」とそれぞれ話した。
 特別賞は、小学生絵画の部で環境賞の梅崎桜さん(大平山小6年)、中学生絵画の部で3R賞の空岡友佳さん(朝日中1年)が受賞した。
 また、入賞作品75点は、27日まで、別府市美術館で展示をされている。

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