官公庁などで仕事納め式行う

仕事納め式で長野市長が今年を振り返り、来年への意気込みを語った

 官公庁や民間企業など多くが27日、仕事納めを迎えた。別府市は、仕事納め式を27日午後4時、市役所で行った。副市長をはじめとする特別職や部課長ら約100人が出席。一般職員は庁内放送で「参加」した。
 長野恭紘別府市長は「今年は私自身にとっても、2期目の新しい年となりました。戦後初となる無投票当選ということですが、私1人で得た成果ではなく、多くの地域の方、職員の方が様々な難題に取り組んで、成果を挙げていた証でもあると思う。そして、何よりも、今年のメインイベントは、ラグビーワールドカップ日本大会の開催だと思います。就任して以来、オールブラックスを何とか誘致したいという思いで、皆さんと一緒に全庁体制、民間に主導してもらいながらキャンプ誘致へと動きを進めてきた。結果は、オールブラックスをはじめ、強豪国ばかりが別府でキャンプをはってもらえるという、得られる限りの素晴らしい成果を得ることが出来た」
 「様々な行政課題にも取り組んできた。入湯税の超過課税が始まり、BEPPU×デジタルファースト宣言もした。福祉サービス在り方検討委員会の意見ももらい、市民と考えていかなければいけない。市営温泉の入浴料、公共施設の使用料の改定の議論も始まった、こういった政策は、市民にとって痛みが伴うものだが、財政状況が良い時しかやることは出来ない。また、来年はラグビー7人制がキャンプをはってくれるという素晴らしいニュースが舞い込んでいる。総合計画、総合戦略を着実に実施していき、さらにブラッシュアップをしてくことも皆さんがエンジンとなってもらわなければいけない。職員数が減って厳しい現実はあると思うが、ニーズはますます多様化して、難しい局面に直面することが予想されるが、限られた資源を有効活用して、市役所の英知を結集して、様々な困難に取り組んでいく2020年にしていきましょう」とあいさつ。
 萩野忠好市議会議長も「令和がスタートした今年は、別府市にとっても新図書館等の整備や南部振興、別府西中学校の着工など、新元号スタートにふさわしい年になったと思う。年末年始は英気を養い、リフレッシュして勢いのある別府市を加速させてほしい」と述べた。
 仕事初めは来年1月6日から。

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