長野市長が市民へメッセージ

 長野恭紘別府市長は15日、新型コロナウイルス感染症における緊急事態宣言が大分県を含む39県で解除されたことを受けて、市民に向けたメッセージを公表した。
 「本市においては、人の流れの多い観光地の特性も踏まえ、現状の感染防止対策を31日まで継続し、6月以降の公共施設の再開やイベント等の開催については、5月下旬の段階で判断したい」とした。
 また、感染拡大防止を図りながら、社会経済活動を再開させていくため「段階的に移行していく必要がある。対策を講じた上で、様々な自粛、制限などを緩和、解除する『立ち上がり』を第1段階に、社会経済活動の本格的な再開に向けて県域内での活動レベルを引き上げる第2段階『助走』、最終段階では『全力疾走』と位置づける観光需要喚起策などの反転攻勢を仕掛け、コロナ危機から完全回復を図っていく」とした。
 その上で、感染防止のため、市民には引き続き、3密(密集、密接、密閉)の重なる場所を避け、マスクや手洗いなどをしっかりしてかつての日常を取り戻すため、心を1つに取り組みへの協力を呼びかけた。

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