日出町の給食センター安全祈願祭

関係者が出席して、工事中の安全を祈願した
来年9月に供用開始予定の新しい学校給食センターの完成イメージ図

 日出町は学校給食センターの新築工事安全祈願祭を15日午前10時半、現地で行った。
 給食センターを巡っては、最初は保健福祉センターの近くの町有地に建設を予定していたが、防災ヘリの発着場になっているなど、防災面で使用していることを考慮して、センター北側に建設することになった。
 幼稚園5園、小学校5校、中学校2校の園児・児童・生徒など約3200食を賄う。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約2064平方㍍。設計・監理は株式会社楠山設計九州支社、施工は株式会社上野建設。電気設備工事は九電工大分支店、機械設備工事は九電工・野中電機特定建設工事共同企業体。工事費は、10億6326万円。令和3年9月の供用開始を目指している。
 神事は、八津島神社の城内和敏宮司が執り行った。地鎮の儀では、久寿米木健司楠山設計九州支社長が苅初の儀、本田博文日出町長が穿初の儀、上野公則上野建設代表取締役が杭打の儀。関係者が玉串を奉てんして、工事の安全を祈願した。
 本田町長は「給食センターの建て替えは長年の懸案でした。現在のセンターは、昭和58年に建てられ、老朽化や衛生管理基準への対応など課題が多く、建て替えは急務。地元の人や地権者、議会など多くの人の協力のおかげ。地元の皆さんには、工事車両の出入りなどでご迷惑をおかけしますが、今後ともご協力をお願いします」とあいさつ。
 来賓の池田淳子町議会議長、三浦正臣県議も祝辞を述べた。

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