別杵速見地域の市町村圏事務組合議会

管理者の長野別府市長から提案理由の説明が行われた

 別府市、杵築市、日出町で構成する別杵速見地域市町村圏事務組合議会(堀本博行議長)は5日午前10時、別府市議会本会議場で令和2年第2回定例会を開いた。
 日出町議会選出の議員の変更があり、森昭人氏が新たに議員となり、議席の変更が行われた。その後、令和元年度の事務組合の一般会計及び秋草葬祭場事業、藤ケ谷清掃センター事業、介護認定審査会事業の各特別会計の決算について議案を上程。
 管理者の長野恭紘別府市長が「監査委員の意見を付けて議会の認定に付すものです。慎重審議をお願いします」と提案理由を説明した。
 一般会計の決算額は12億8942万6688円、秋草葬祭場事業特別会計は8億8102万9352円、藤ケ谷清掃センター事業特別会計は12億4109万6506円、介護認定審査会事業特別会計は2699万6280円。いずれも歳入、歳出ともに同額で次年度への繰り越し金はない。
 議案は委員会に付託され、総務福祉委員会と環境衛生委員会が開かれ、議案を審議。総務福祉の阿部素也委員長(杵築市)と環境衛生の森昭人委員長(日出町)が委員長報告を行い、一部反対があり賛成多数で原案通り可決した。
 委員会の委員長及び副委員長の変更も行われ、総務福祉の副委員長に豊岡健太氏(日出町)、環境衛生の委員長に森氏(同)を新たに選任した。
 一般質問では、熊谷健作氏(同)が「人口減少や高齢化が進む中、広域連携を進めることが必要ではないかと思う。例えば、コミュニティバスだが、市町村の境を越えて運行することが現在は不可能だが、市町村が独自でやるのは無理な時代になっていると思う。別府を中心に県北に向けた連携をする方が効果があると思う。場合によっては別府から国東まで運行することで、住民に喜ばれるし、合理的。真剣に取り組んでもらいたい。県の後押しも必要だと思う」と質問。
 長野管理者は「ウィン・ウィンの関係が築けないと成功はしない。事業者とも協議をして、広域圏の2市1町の中でもよく協議をして前向きに取り組みたい」とした。
 松川章三氏(別府市)は、藤ケ谷清掃センターの事業について「事業ごみを家庭ごみとして持ち込むケースがあるのではないか。90㌔までの持ち込みなら無料というのが、不正持ち込みやトラブルの原因ではないか。また、市町の環境担当の課に持ち込み可能時間などを問い合わせて聞いた時間に行ってみると違うことがあると聞く。可燃物と不燃物などの持ち込み時間を変えていることが原因ではないか。料金の面でも時間の面でも見直すべきではないか」と指摘。
 加藤ひろみ事務局長は「無料部分があることが、域外からの持ち込みなど不正持ち込みの1つの要因の可能性になっていることは否定できない」とし、長野管理者も「2市1町で協議をして前進するように取り組みたい」と答えた。
 平野文活氏(同)は藤ケ谷清掃センターにおける発電と売電量及び売電収入の推移について「FIT(固定価格買取制度)による増収分の取り扱いを協議すべきという議論はずっとあったが、契約を変更することは出来ず、地域振興策をすることになった経過があったと思うが、どのようなものがあったのか。どのように協力するのか、姿が見えてこない」と質問。
 加藤局長は「市町のイベントに広告費として年間500万円ぐらい支出していると聞く」と答えると、平野氏は「500万円でお茶を濁すのでは、住民の理解を得られない」と指摘した。

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