別府からも2人新たに確認

 大分県と大分市は18日、10代から80代の10人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日連続で2ケタの感染者を確認した。県内の新型コロナの感染者は計189人となった。
 先に感染が確認された大分市内での会食クラスターの関係で、会食に出席していた60代の会社経営の男性(大分市)と一緒に13、14日に県外に旅行して会食した6人の感染が確認された。
 ▽60代会社経営者の男性(同)=16日に発熱し、翌日に医療機関を受診をして検査を受けた結果、陽性を確認したが現在は症状はない▽60代の自営業の男性(同)=16日に発熱し、翌日検査で陽性となった。現在、症状はない▽70代の無職男性(同)=17日に微熱で検査で陽性。現在は症状はない▽50代の女性団体職員(同)=16日に咳、のどの痛み、倦怠感はあったが出勤。17日に検査を受けて陽性確認。現在は咳やのどの痛みがある▽60代の自営業の男性(同)=18日に検査を受けて陽性確認。現在は微熱がある▽60代の自営業の男性(中津市)=15日に熱っぽいなどの風邪のような症状があり、16日に発熱。18日に医療機関を受診して検査をして陽性。現在は症状はない。
 また、大分市での会食クラスターの関連として、会食に出席して陽性となった50代の自営業男性と13、14日に県外に旅行して会食をした、別府市の50代の男性会社員の感染も確認。16日から発熱し、関節痛などの症状が出て、17日に検査をした結果、陽性となった。現在も微熱と下痢の症状があるという。
 宇佐市の80代無職女性と同居している50代男性会社経営者も16日に濃厚接触者として検査をした結果は陰性だったが、翌日から発熱し、18日に医療機関を受診するとともに再度検査を行い、陽性が確認された。現在も肺炎の症状がある。
 別府市内では、80代の無職の女性の感染が確認されている。6日からのどの痛みがあり、7日に医療機関を受診したものの、10日から咳、食欲低下、のどの痛みの症状が。13日にはのどの腫れがあり、再び病院を受診。17日にPCR検査を受けたところ、陽性反応で、現在も咳や肺炎の症状があり入院をしている。
 さらに、大分市の10代の女子高校生も感染。15日に微熱や倦怠感、味覚異常の症状が出て、16日には臭覚異常も。17日に検査を実施して陽性を確認した。女子高生は16日まで登校をしていた。現在は味覚・臭覚異常がある。

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