NZの生徒と交流図る

iPadを使い、直接話したり、チャットなどで交流を図った

 別府翔青高校グローバルコミュニケーション(GC)科は「ニュージーランド姉妹校ウエスタンハイツハイスクール(WHHS)とのオンライン授業」を11月30日午前9時30分から同10時55分、同校231教室、232教室、131教室で開催し、29人が出席した。
 GC科最大の行事であるニュージーランドへの語学研修があるが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ニュージーランド国内への入国が出来ずに中止となった。本来であれば、今年は別府羽室台高校が交流を始めて20回目となる記念の年だった。また、WHHSの生徒を別府翔青高校に歓迎する行事も予定されていた。
 今回の交流は、GC科2年の生徒が最も楽しみにしていた姉妹校生徒との出会いを、オンライン交流とし、少しでも現地の言葉や文化に触れさせて海外との異文化交流をさせることが目的。
 教室3カ所でそれぞれ、オンライン授業についての説明後、お互いの自己紹介をした。続いて、10班に分かれたGC科生徒とWHHS生徒が自由に会話し「ラグビーは好きか」「ハカを見たことはあるか」などお互いの国の特長、食文化、趣味などを話した。
 池田るんさん(16)は「同年代の外国人と話すことがないので楽しかったが、生の声ではなかったので聞き取りが難しかったです。でも、とてもフレンドリーに話せました。英語圏に旅行へ行ったり、暮らしてみたいです。また、オンラインで話したいです。ニュージーランドに言ったら、実際に日本との違いを感じたいし、食べ物やファッションが気になります」。
 前田侑蘭さん(16)は「ニュージーランドの食べ物、放課後や週末の過ごし方を聞きました。パイナップルランプスが美味しいことやホッケーを楽しむと答えてくれました。アニメが好きで、今は鬼滅の刃のキャラクターが好きと教えてくれました。また、学校が2月に始まり、12月に終わると、文化の違いが分かりました。楽しかったので、またWHHSの皆さんと話しがしたいです。通常の授業では感じることのできない同年代の外国人との会話でした」とそれぞれ話した。

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