ビッグローブが別府市で実証実験

宇宙ビジネスに関するワークショップも行われた

 インターネット等のネットワークを利用した情報サービスを提供するビッグローブ株式会社(有泉健代表取締役社長、東京都)は「トライ・ワーケーションプログラムin別府」を7日から9日まで、別府市内で行った。9社23人が参加。
 温泉宿と企業をワーケーションでつなぐサイト「ONSEN WORK」で実証実験を行った。内容は、宇宙ビジネスワークショップと地獄蒸しによるヘルシー食体験の2つ。
 参加者は、温泉の入り方のレクチャーを受け、血圧やストレスなど今の状態を計測。温泉に浸かってのんびりしたり、美味しい物を食べたりしながらワーケーションを楽しみ、最終日に再び健康チェックを受けた。
 また、大分空港がアジア初の宇宙港となることが決まっており、宇宙関連産業の振興を推進している一般社団法人スペースポートジャパンと共催でワークショップも行った。
 7日は理事で共同創業者の青木英嗣さんが「大分から宇宙へ~世界の宇宙港の最新情報とスペースポートシティ構想~」と題して講演。8日は、同じく理事で共同創業者の片山俊大さんが「“大分スペースポートシティ構想”ワークショップ」をテーマに大分スペースポートで実現したいことの夢を参加者と語り合った。「実現可能性はとりあえず忘れて、やりたいことを顧客の立場で考え、自分自身が実現したい思いを入れ込んでほしい」とアドバイス。参加者は知らない人同士で班を作って意見を出し合い、まとまった後に席替えをして同じ会社同士や知り合い同士になって、自分の会社と宇宙ビジネスについて話し合った。
 また、地獄蒸し交流会も行い、ヘルシーな地獄蒸しを味わいながら、意見交換を行うなど交流を深めた。