オレンジボール県大会別府市予選

2回目の県大会への代表権を獲得した別府大平山少年野球部

 OABカップ第5回オレンジボール大分県学童軟式野球大会別府支部予選、第3回さくらグループ杯争奪軟式オレンジボール学童野球大会がこのほど、市営野口原ソフトボールA及びB球場で行われた。11チームが出場し、トーナメント方式で熱戦を繰り広げた。オレンジボールは、普段、控え選手となることが多い3年生以下の大会。試合は5回までで、D号ボール(通称、オレンジボール)を使用する。
 決勝戦は、別府大平山少年野球部と朝日少年野球部の対戦となった。2回表、大平山は連続ヒットと内野ゴロの間に1点を先制。続く打者が連続で四球を選ぶと、4番の奥本選手のヒットなどで得点を重ね、この回に一挙6点を入れて、朝日を引き離した。その後も、5回も連続ヒットなどで3点を加えた。
 朝日は2回、5回とヒットで出塁するものの、得点に結びつけることが出来ず、最終回には大平山の井上投手に3人で押さえられ、9ー0で大平山が勝利した。大平山はさくら杯では初めての有償で、県代表は2回目。
 優勝した大平山には、さくらグループの三又和宏代表取締役から、優勝杯と特別栽培米20㌔が、準優勝の朝日には特別栽培米5㌔がそれぞれ贈られた。また、最優秀選手賞に2回に試合を決めるタイムリーヒットを放った、大平山の奥本晴選手が選ばれ、特別栽培米がプレゼントされた。大平山のメンバーは次のとおり(敬称略)。
【別府大平山少年野球部】▽代表=今宮美智雄▽監督=大石賢二▽コーチ=三浦慶一郎、後藤考清▽選手=奥本晴(主将)、井上幸大、豊島大和、藤由純大、山下啓太、坂本聖道、三浦大和、大神蓮斗、大石昊、渡邊暁斗、横山直希、小野翔陽