鶴高3年生を点取りカレーで激励

保護者の愛情が詰まったカレーを食べた3年生

 県立別府鶴見丘高校PTA(日名子健太郎会長)は「点取りカレーで3年生を激励する会」を18日午後0時30分、同校体育館で実施した。とり天をトッピングした手作りカレーライスを食べて、センター試験の点数を取り頑張ってもらおうとの趣旨で、今回で9回目。
 3年生236人を前に、石井利治校長のあいさつ後、日名子PTA会長が「寒いので、しっかりカレーを食べて温まって下さい。修学旅行に行っていない世代なので、これが皆さんの思い出になってくれれば嬉しいです。1点でも多くの点を取って下さい」とあいさつした。3年生を代表して、溝部雅人さんがお礼の言葉を述べた。
 その後、クラスごとにPTAが「頑張ってね」と声をかけながらとり天付きカレーライスと、お菓子やミニカイロなどが入って袋を一緒に手渡された。カレーライスに入っているニンジンは、来春に桜が満開になるようにとの願いから、桜の花になっている。
 生徒は、クラスや仲の良い友人と輪になって、一口ごと味わっていた。
 丸山栞さん(18)は「甘い感じで美味しい。保護者の多くの方の愛情を感じました」。
 森柚葉さん(18)は「美味しかった。とり天の味付けが良かった。愛が詰まったカレーを食べたので、頑張れます」とそれぞれ語った。