別府で初めてボッチャ競技

初めてボッチャ競技がべっぷアリーナで行われた

 第17回大分県障がい者スポーツ大会が21日、個人競技のボッチャやアーチェリー、ボウリングの競技が行われた。
 べっぷアリーナで午前9時すぎ、ボッチャ競技の開会式が行われた。関隆晴県障がい者スポーツ協会事務局長(県障害者社会参加推進室長補佐)が「新型コロナウイルスの影響で、2年間、大会が中止になっていました。長い大会の歴史の中で今回、初めてボッチャが開催されるという記念すべき日です。それぞれの目標に向かって頑張って下さい」とあいさつ。
 木谷隆行大分県ボッチャ協会長が「全国に向けて、頑張って下さい」とあいさつ。選手を代表して、安丸寿志さんが「この日のために練習を頑張ってきました。東京パラリンピックにも負けないように、感謝の気持ちを精一杯みせ、パリパラ代表になれるように頑張ります」と選手宣誓をした。
 競技には、座位の部に10人、立位の部に2人が出場。ボッチャは、ジャックボールと呼ばれる白い目標球を投げ、それに向かって赤と青に分かれてボールを投げる競技。目標球により近い方が勝ちとなる。補助具を使うことも認められていて、様々な障がいを持つ人が参加できるスポーツ。
 どの選手も正確な投球をみせ、白熱した試合を展開した。大会は、秋に開催される全国障害者スポーツ大会栃木大会の選手選考も兼ねて行われた。
 22日は卓球と水泳があり、29日は陸上とフライングディスクの試合が行われる。