参議院議員選挙の焦点 参謀に聞く⑥

食の大切さ伝える

重松陣営   廣田直人 参政党党員

 「インターネットの番組で、参政党の政治DIYを見て、自分たちで作り上げていくのは面白そうだなと思って活動に参加した」と話す廣田直人さん。
 参政党は2年ほど前に立ち上がり、大分支部が出来たのは、つい最近。
 大分選挙区では重松雄子候補を擁立し、街頭演説やSNSを活用して選挙戦を展開している。
 「重松さんは、気さくで話しやすい人です。食育セミナーもされていて詳しいですし、生産者でもある。食の問題への知識もあり、小学校の教員の経験もあって話を聞くと、食育に携わってきた人なんだなと思いました」。
 「私自身、選挙に携わるのは初めてで、素人集団ながら、手探りでやっていて、とても大変ですが、今やらなければという気持ちがある。食の専門家である重松さんが大分選挙区から立候補してくれて良かったと思います」と話す。
 重松候補は「食は命」を訴えてきた。ロシアのウクライナ侵攻などによって物価高が続く中で「輸入食品に頼らなくてもよいように、食料自給率を上げるべきなのに、国はお米を減反させている。このままでは、農業はつぶされる」と強い危機感をもって訴えてきた。
 個人演説会でも「第1次産業を公務員化して、給与保障をしてほしい。日本の国土を守っている」と話した。
 同党は、「教育」「食と健康」「国まもり」を掲げて、支持を呼びかけている。
 廣田さんは「重松さんの言う『食は命』は素晴らしい言葉だと思います。美味しいと思って食べているものを、体に悪いからとすぐにやめることは難しい。しかし、正しい情報を知れば、少しずつでも置き換えていくことは出来る。一次産業を大事にすることが、国を守ることにも健康のことにもつながっていくと思います。正しい情報を伝える努力が出来るのが、重松さん」と力を込めた。