九州・全国中学校体育大会出場壮行会

九州や全国の大会に出場する各競技の代表者が出席して壮行会が行われた

 令和4年度九州・全国中学校体育大会等別府市出場選手激励壮行会が29日午前10時半、市役所で行われた。別府市からは団体は、ソフトテニス、卓球(男女)、バスケットボールの4競技に38人。個人は卓球(男女)、ソフトテニス、水泳、陸上、バドミントン、新体操、剣道、テニスの9競技に51人が出場する。各競技の代表24人が出席した。
 出場選手が紹介され、別府市中学校体育連盟会長の杉原勉別府西中学校長が「大会では、優勝したり代表権を得て喜んでいる横で、敗れて泣き崩れていた選手が沢山います。戦ってきた仲間の気持ちや支えてくれる人への感謝を忘れず、悔いのない戦いをしてほしい。体調管理には十分気を付けて、頑張りましょう」とあいさつ。
 長野恭紘別府市長が「大分県を代表して九州大会や全国大会に出場、おめでとうございます。本当は、出場選手全員の顔を見てエールを送りたかったのですが、代表のみの出席となってしまいました。コロナ禍で練習や試合に制限があり思うようにいかなかったと思います。逆境をバネにして、けがのないようにベストコンディションで限られた日数の中で練習を重ね、大会にぶつけてほしい」と激励し、奨励金を各競技に手渡した。
 選手を代表して、8月18日から福島県で開催される第49回全日本中学校陸上競技選手権大会に女子100㍍で出場する藤原千櫻選手(15)=朝日中学校女子陸上競技部主将=が「応援してくれた人の期待に応えられるように頑張りたい」と決意表明をした。
 九州大会は、3日のバスケットボール、軟式野球、バレーボール、ソフトテニスを皮切りに、10日まで九州各地で19競技が開催される。新型コロナウイルスの感染予防のため、大勢で集まる開会式や閉会式は中止。
 全国大会は、15日の新体操選手権大会を皮切りに、全国で20競技(一部冬のスポーツは年末や来年実施)が行われる。
 また、中体連には所属していないが、市内の中学生で構成されている別府市ラグビー部も九州大会出場を決めている。