市伝統産業会館で3日間、実施

多くの親子がオリジナルの竹鈴を作った

 別府市竹細工伝統産業会館と「子供たちのための伝統文化体験inOITA実行委員会」は「親子竹細工体験」を11、13、14日午前10時から正午、同所で開催し、市内外から各15組が参加した。
 11日は、はじめに同所2階で竹ひご作りを見学。伝統工芸士の大谷健一氏が丸い1本の竹から竹包丁を使って瞬く間に細い竹ひごを作った。その後、作った竹ひごを参加者に手に取ってもらい、曲げたりして柔軟性を確認した。
 続いて竹鈴製作に移り、別府竹製品協同組合の渡辺文明さん、近藤雅代さん、青柳慶子さん、上野亜衣さんが講師を務め、参加者はピンポン玉サイズの竹鈴を作っていった。
 市外から参加した姉弟は「楽しかった。また作りたい。竹鈴はいつも使っているカバンに付ける」と話した。
 最後に、1階の展示を見学した。
 13、14日も同様に行った。