オルタナティブ・ステイト#1式典

マイケル・リンさんの新作「温泉花束」
ブルーバード会館での式典で登壇したマイケル・リンさんら

 混浴温泉世界実行委員会(西田陽一会長)が主催する「オルタナティブ・ステイト#1」の式典が3月25日午後1時30分、ブルーバード会館3階フレックスホールで行った。
 式典では、菅健一副実行委員長(実行委員長代理)、長野恭紘実行委員会顧問(別府市長)、中村光ブルーバード会館代表取締役、招聘アーティストのマイケル・リンさんが登壇。
 はじめに菅副実行委員長が「マイケルさんの壁画を見てもらっていると思いますが、天気が良く駅前通りを歩く人が見上げており、すごいのが出来たという気持ちで一杯です。これからも引き続き、新しい芸術家の皆さんを別府に招きます。別府市がアーティストの街となってほしいと思います」。
 長野顧問は「素晴らしい別府に名所、象徴が加わりました。本当に嬉しく思います。マイケル・リンさんと言えば2009年の第1回混浴温泉世界にて観光港で素晴らしい作品の展示がありました。現代アートが別府の街の中に沁み込んでいると実感します。今後の6作品を含めた街の中のアート作品を見て回るような別府になればと思います」。
 中村代表取締役は「BEPPU PROJECTから約2カ月前に来訪し『10年のスパンで当館の壁面を貸してほしい』という話がありました。巨大な壁画を掛けたいということでした。信頼して承諾しました。作品は椿の絵でした。我々の氏神様の八幡朝見神社には椿の木で溢れています。壁に描かれた椿は永遠に咲いています。私たちの心を永遠に花開いている場所になる。JR別府駅から山側を見たら岡本太郎さんの作品、海側を見たらマイケル・リンさんの作品がある」とそれぞれあいさつした。
 マイケルさんが「別府のためにこの作品を造るために委嘱されたことを光栄に思います。実際にプロジェクトを実現するために、多くの人のサポートがあり、彼らがすごい働きをしてくれたおかげで作品が完成しました」と述べた。長野市長、中村代表取締役、菅副実行委員長、別府の若い画家やペインターらにお礼を述べた。
 式典終了後、トークイベントが行われ、マイケル・リンさんと島袋道浩さんが登壇した。
 今回完成した作品「温泉花束」は、ブルーバード会館西側壁面に設置しており、大きさはたて14・45㍍、横6・45㍍。
 実行委員会は、半年ごとに1組のアーティストを招聘し、4年間で8つの作品を制作するプロジェクト「オルタナティブ・ステイト」を昨年10月に開始。今回が第2作目となる。