別府市柔道連盟(内田明宏会長)主催の「第22回別府いでゆライオンズクラブ旗争奪少年柔道大会」が8日午前9時、別府市民体育館で開催された。別府市、大分市、杵築市、由布市から小学生約120人が参加した。
開会式で、内田会長が「4年ぶりの大会となります。自分のベストを尽くして、メダルを取って下さい」とあいさつ。来賓の岩田弘別府市副市長、糸永成二郎別府いでゆLC会長、山下剛・別府警察署生活安全課長がそれぞれ「思い出に残る大会にして下さい」などと祝辞を述べた。
別府市柔道教室の坂口來祈選手が「日頃の練習の成果を発揮して、正々堂々と戦います」と選手宣誓をした。
試合は団体戦と個人戦で行われた。団体戦の決勝戦は、昨年の覇者・清錬館と森道場が対戦。森道場が先手を取り、清錬館が次鋒、中堅が連取。森道場も副将戦を制し、勝負は大将戦に。清錬館の野崎芽依選手が抑え込んで勝利し、清錬館が優勝をした。
個人戦は幼児、1、2年の各部は男女混合で、男子は3年生以上は軽量級と重量級に分かれて、女子は学年別でそれぞれ行われた。
会場では保護者や仲間からの大きな声援が送られ、負けて悔し涙を流す選手もいたが、最後まで諦めない気持ちで相手に向かっていき、白熱した試合を展開した。