黒木記念病院4代目理事長

初の循環器内科医

黒木 健伍(くろき  けんご)さん(40)

 父親の前理事長死去に伴い、別府に戻って来てまだ4カ月。「患者さんを断らない、必ず診てもらえる病院でありたい。調子が悪いとき病院に行こうか悩むと思いますが、取りあえず来てもらい、重症なのか軽症なのか診断をつける必要がありますね」と語り、地域のための地域に開かれた病院運営を心がける。
整形外科医だった祖父の健夫氏は九州帝国大医学部を卒業後、別府市亀川の国立別府病院で研さんを積み、昭和28年10月に黒木医院を開院したのが始まりで今年73年目になる。
 この間、昭和29年に黒木病院、昭和44年に照波園病院、平成11年には特定医療法人社団春日会黒木記念病院と姿を変えてきた。小さかった医院が現在は510人のスタッフを抱えるまでに成長。居宅介護支援センター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、複合型サービス、デイサービスセンター、定期巡回・随時対応型訪問介護看護など計10事業を展開する。
 初代健夫氏、2代目健文氏、3代目健次氏といずれも整形外科医だったが、4代目は循環器内科が専門。
 別府市生まれの別府育ち。金沢医科大学を卒業し、2年間大学病院に残って修業。8年間氷見市民病院に勤務した。
 趣味はクレー射撃だが、帰省したばかりで時間がなく、湯山のクレー射撃場にまだ足を運んでいないそうだ。薫乃と書いて「ゆきの」と読む夫人との間に一男一女。
 「金沢は魚が美味しいところですね」と尋ねると「普通の回転寿司でもめちゃ美味しい。よく行ってました」と答えが返ってきた。明るくはきはきしたスポーツマンタイプのドクターという印象で、病院のスタッフからも人気上昇中だそうだ。