
樹さんも手伝った「湯けむりかおる」
JR別府駅東口広場にあるモニュメント(手湯)の竹デコレーションが5日にリニューアルされた。
令和4年度から、竹細工職人による手湯を囲むフレーム部分の装飾を行っている。全国から訪れる人の「陸の玄関口」である駅のモニュメントを見て「温泉のまち」「竹のまち」の印象をもってもらうために実施している。
今回は、伝統工芸士の遠藤元さん(50)が担当。遠藤さんは、由布市庄内町に工房を構えており、別府竹製品協同組合員。9月1日から作業を行い、雨に降られながらも、5日午前5時ころから、大分県立竹工芸訓練センターの訓練生も手伝って、仕上げた。また、息子の樹さん(10)も一緒に参加した。
柾割(まさわり)という技法を使った細い竹を4本組み合わせて1つにして波うつように設置し、湯けむりを表現。2カ所にしぶきをイメージした飾りをつけた。作品名は「湯けむりかおる」。
遠藤さんは「できるだけ、空間や光が通り抜けるものを作りたいと思いました。1年間、公の場所に展示されるものなので、緊張やプレッシャーはありましたが、めったいにない機会なので、多くの人に分かりやすいものを心がけ、作りました」と話した。
