「空き家LABO」のキックオフイベント

基調講演で別府の空き家での暮らしに
ついて語るマーク・パンサーさん

 別府市官民連携プラットフォーム「空き家LABO」のキックオフイベント「空き家を語ろう!~知る・考える・つながる~空き家の未来会議 その空き家、未来の宝になる」が4日午後1時、ビーコンプラザで開催された。
 「空き家LABO」は、別府市と民間事業者が連携して、空き家に関わる様々な人がつながり、空き家の課題や可能性について一緒に考え、実践してく官民連携組織。実際の空き家を活用しながら、空き家の可能性を考え、試し、実践するための活動拠点「LABO HOME」も今年度の開設に向けて準備が進められている。
 長野恭紘別府市長が「空き家は、地域にとってはネガティブなイメージが多いかと思います。別府市でも、空き家は2300軒あると言われており、180軒ぐらいは活用できると思われています。空き家をどうやって資源として使っていけるか、下地となる活動を皆さんとしていきたい」とあいさつ。
 空き家LABOメンバーの笠木政治㈲三和住宅代表取締役が活動内容や今後の取り組み、拠点施設の開設などについて説明した。
 基調講演では、アーティストのマーク・パンサーさん(globe)が「別府で暮らし、音楽・温泉・健康を通じてまちを盛り上げる」と題して講演した。「昨年10月、別府に移住しました。生まれはマルセイユで、2歳の時に日本に来ました。日本に住んでいても、しょっちゅう引っ越していたけど、全部楽しい思い出がある。音楽に出会って、小室哲哉さんと出会って、福岡でKEIKOと出会い『globe』が生まれました。31年前に初めて大分に来てKEIKOの実家のある臼杵に行き、大分が大好きになってしょっちゅう来るようになった。別府に決めたのは、『さんふらわあ』に乗って朝日と共に海から見る別府があまりにも力強くて、勇気を与えてくれて、ここに住みたいと思ったから。空き家を見つけて購入してリフォームはせず、キレイにした。毎日歩いて温泉に行って、散歩して、スタッフと料理したりして、83㌔あった体重が66㌔まで減量した。音楽も、以前は機材などを使って作っていたけど、今は音を見つけるところから作っている」などと空き家に住みながらの生活について語った。
 引き続き、吉澤清良國學院大學観光まちづくり学部教授がコーディネーターを務め、マーク・パンサーさん、松尾修二NPO法人空き家サポートおおいた理事事務局長、金澤宏高TUMUGU COFFEE STAND代表、長野市長がパネリストとなり「一緒に考えよう!別府と空き家の可能性と未来」をテーマにパネルディスカッションが行われた。