日出町の「白雪姫」収穫・販売始まる

白いスイートコーンの初日の収穫を終えて出荷作業を行った
食感が良く、生でも甘い「白雪姫」

 日出町の白いとうもろこし同好会(安部敏彦会長、14人・1法人)がブランド化に取り組んでいる白いスイートコーン「白雪姫」の今年はじめての収穫が16日に行われた。
 「白雪姫」は真っ白なトウモロコシで、糖度も高いのが特徴。鮮度の良いものは、生で食べるのがオススメ。シャリシャリとした食感と甘味たっぷりの実は、ファンも多い。
 同好会では4年前から栽培に取り組んでいて、今年は111㌃で栽培している。
 夜が明ける前の午前4時、田中隆幸さんの畑で初収穫を行った。約30㌶の畑から、240本を収穫。トウモロコシの収穫は、日が昇る前に行うことで糖度が上がるという。安部会長と田中さんが手早く摘み取り、コンテナに入れていった。この日収穫した「白雪姫」の糖度を測ると、18度だった。
 収穫した「白雪姫」は中身の白い部分が見えるように皮を一部分むいて、袋に詰めていった。その後、JAべっぷ日出旬の館日出店に運ばれ、今シーズンの販売が始まった。店頭に並ぶと30分ほどで売り切れることもあるほどの人気ぶり。2本入り400円で、収穫の状況によるが、8月ぐらいまで販売を行う予定。