オール別府ロケ短編映画

本社を訪れた
(左から)江藤さん、湊會長

 別府市出身の俳優、江藤純平さん(55)が主演・企画・原案の短編映画「ロクデナシ」が20日、クランクインした。演技は素人で車いすの若杉竜也さんと江藤さんのダブル主演で、神輿の本音會も出演する別府でオールロケの短編映画だ。
 江藤さんは県立別府鶴見丘高校から青山学院大学を卒業。祖父はエトウ南海堂を経営していた茂氏。芸能界にあこがれ大学在学中に俳優を志した。映画は北野武監督の「アウトレイジ」や「カラアゲ☆USA」、テレビもNHK大河ドラマ「龍馬伝」「おんな城主直虎」に出演したこともある。
 最近、仕事から遠ざかっていたが、NPO法人・自立支援センターおおいたから「江藤さん主演・監督・脚本で映画を作れませんか」と話をもらった。3年間、俳優活動ができていなかった江藤さんは、めっちゃ喜んで引き受けた。3日間寝ないでオリジナルの原案を書いた。
 鶴高の同窓生で友人の樋口太さん(元町バル経営)に相談して神輿愛好会の湊祐之・本音會會長を紹介してもらい、別府市連合青年団、別府商工会議所青年部もロケに出演することに。監督と脚本は立命館アジア太平洋大学生の今村四葉さんが担当する。
 夢に向かえない若杉さんと、夢に破れた江藤さんが出会い、お互いの人生が変わっていく内容で障がい者に温かい別府の人情を描く人間ドラマ。ロケは今月31日、八幡朝見神社での神輿宮出しシーンでクランクアップを迎える。
 本社を訪れた江藤さんは「ふるさと別府で映画を撮りたいと思っていました。今回、自立支援センターおおいたから話しをいただき実現しました。これまでに描かれなかった別府の素顔をおさめたい」と意気込んでいる。