令和8年第3回別府市議会定例会開会

本会議冒頭に熊本地震で亡くなった人へ黙とうを捧げた

 別府市議会の令和8年第3回市議会定例会が3日午前10時、本会議場で開会した。会期は、29日まで。
 はじめに、小野正明議長が、「7月28日に発生した熊本地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りして、黙とうを捧げたいと思います」と述べ、議場にいる全員で黙とうを行った。
 長野恭紘別府市長も熊本地震にふれて「被災された皆様、ならびに避難生活を余儀なくされている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。度重なる余震や断水など、不自由で不安な日々が続いていることと思います。別府市といたしましても、緊急消防援助隊、応急給水、応急復旧、被災建築物の応急危険度判定等、各分野の専門知識や技術をいかした人的支援を行いました。移動式温泉施設『幻想の湯』を熊本県八代市の避難所に設置し、延べ2279人の方々にご利用いただきました」と支援状況を説明した。
 また、近年の猛暑に伴う観光行動の変化を踏まえ、日中の涼しさの創出とナイトタイムを軸とした夏季観光誘客対策事業や、防災体制の強化と迅速な対応能力の向上に努めるため、ALSOK大分支社と大分県キッチンカー協会と協定を締結。保護者が安心して働くことができる環境を整るため、夏休み限定児童クラブを初めて開設。こもれびパーク・別府市立図書館の8月末時点の来館者数は27万5千人を超えたことなど、政策諸般について話した。
 上程議案については、「一般会計補正予算の補正額は、13億5900万円の増額で、主なものとしては、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用し、地域の防犯活動に取り組む自治会等に対して、見守りカメラ設置に伴う支援を行い、地域の防犯力の向上を図るための経費。放課後児童クラブにおける障がい児の受入れを推進するため、専門の支援員の配置を強化する経費。市民生活の基盤である市道の舗装、側溝の老朽箇所を早期に改修し、誰もが安全安心に通行できる環境を整備するための経費。指定避難所における非常用電源の確保を行い、停電時の空調設備の使用を可能とすることで、避難者の生活環境の改善を図るための経費を計上しています」などと説明。
 特別会計では、前年度決算確定に伴う繰越金の追加を中心とした補正予算を計上しているとした。他にも、条例関係4件、その他18件の計の提出内容についても述べた。
 さらに、令和7年度決算について、監査委員を代表して姫野綾氏が意見書を読み上げた。決算以外の議案について、9日に議案質疑を行い、10日に常任委員会で審査を行う。決算については、議員全員で構成する予算決算特別委員会を11、14~16日に開き審査を行う。