明豊が東播磨に辛勝

初戦対東播麿を接戦の末に下し笑顔はじける明豊ナイン(読売)

 第93回選抜高校野球大会3日目第3試合に登場した大分県代表の明豊は22日、兵庫県代表で21世紀枠の東播磨と対戦し10―9でサヨナラ勝ちし、2回戦に進んだ。
 明豊は3点をリードされた1回裏、走者1、3塁の好機に4番の米田友選手が左翼手を超える2塁打を放ち、2点を返す。6番の竹下聖人選手が右翼に安打を放ち、同点に追いつく。東播磨も3回表に1点を勝ち越す。明豊はその裏、走者2、3塁、5番の山本晃也選手、6番の竹下選手が中前への連続安打で逆転に成功する。
 その後、東播磨は6回表に1点、7回に3点、9回に1点を追加、明豊は6回裏に4点を追加し、9回終了時9―9の同点で延長戦となる。明豊は11回裏、無死満塁とサヨナラ勝ちの好機に打者の財原光優投手に代打の田中文都選手がバッターボックスに立った。緊張感に包まれる中、東播磨の投手が暴投し三塁走者が生還しサヨナラ勝ちとなった。
 明豊の次の試合は、大会7日目となる26日午後2時20分から、市和歌山(和歌山県代表)と県岐阜商業(岐阜県代表)の勝者と対戦する。