別府駅前に日本庭園でおもてなし

日本造園組合の青年部大分県支部が職人技光る美しい日本庭園を作り上げた

 (一社)日本造園組合連合会青年部大分県支部(吉岡慎朗代表)は、RWC大会での試合を控えて、海外から訪れる観戦客に日本文化を楽しんでもらおうと9月28、29日にJR別府駅東口広場の手湯周辺に日本庭園を造った。
 テーマは「別府湯庭」、日本文化で歓迎しようと企画した。手湯を囲う策に竹を使って組み上げると、まるでラグビーボールのような形に。周辺には、石灯篭を置くなどして、伝統の技を披露。また、竹で作ったししおどしには、水ではなく、温泉を流し込んで動くようにした。周囲には「カコン」という独特の音が鳴り響き、情緒を醸し出している。
 29日は朝から職人12人が参加。ていねいに作り上げ、午後5時前には完成。吉岡代表は「一番のポイントは、温泉を使ったししおどし」。突如登場した職人技が光る日本庭園の素晴らしさに多くの人が足を止めて、写真を撮るなどして楽しんでいた。日本庭園は20日ぐらいまで設置される。

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